中尊寺本堂
本堂で歴史を感じよう
東北で一番有名なお寺の言われている中尊寺。
世界遺産に登録され、ますますその観光地としての人気が高まってきています。
中尊寺といえば金色堂、かもしれませんが、
中尊寺の本堂もまた、貴重な文化財となっています。
中尊寺での行事や祭りのほとんどは、この場所を使い行われています。
本堂では、天台宗の総本山といわれている比叡山
延暦寺から分けられた炎を、不滅の法灯としてこの場所に置かれています。
法要などは基本的には本堂で
行われるため、地元住民の方にもなじみのある場所となっています。
本堂や本堂の門を見てみると、その歴史の古さを感じることができます。
雨や風、どんなときにもこの場所を支えていたため本当に赴きがあります。
位置関係としては、月見坂をしばらく上ったところの右側にあります。
参道を登り、560メートル地点にあるのが本堂です。
実は1337年に野火によって
焼失してしまったため、明治42年に再建されました。
ご本尊は阿弥陀如来です。
大きく構えられている表門は、江戸時代中期の物。
古く貴重なもののため、県の指定有形文化財に指定されています。
木の風合いなど、来場した際にはじっくりと見て欲しいと思います。
この場所はすべての中心であり、様々な行事に使われています。
行事のない時期は静かでしっとりした雰囲気を味わうことができます。
また、行事や祭りの開催時には大変、来場者で賑わうようです。
歴史に触れ、これからの未来について考えてみてはいかがでしょうか。